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ON THE ROAD ~walk slowly~

雑感3

なんとな、電波少年DVD化決定!
買う買う!4月9日!注文した!
しかもさらにほぼ全編配信決定!
ハウス加賀谷の助っ人シリーズもみれるのか??
http://www.ntv.co.jp/denpa/index.html

アメトーークのポテトサラダ芸人!
Imagine for the people, living for POTESARA...
これを機にポテトサラダをおいてくれる居酒屋が増えたらうれしいっす。
最近少ないですからねぇ。
ちなみに個人的な好みはマヨネーズ多めの、タマゴとリンゴです。


The Album Leaf - Twenty Two Fourteen

前回の続き。
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夕刊フジ3/24

大見出し:関西FM界で今起きていること
在阪放送局のFM COCOLO(関西インターメディア、大阪市)が来月からFM802の協力を得て、番組をほぼ全面改編する。
聴取率低迷の打開策とはいえ、他局に番組編成を事実上委ねるのも、80%を超える改編率も異例中の異例。こうしたケースに限らず、不況で厳しい経営を迫られているラジオ界で何が起きているのか。COCOLOで長年番組を担当してきた音楽評論家の上柴とおるさん=写真=は、「リスナー不在」を懸念する。

音楽評論家・上柴とおるさんが語る
おそらく、今回の改編を世間一般の人はご存じないでしょう。局の存在すらまだ認知されていないかもしれません。
COCOLOは阪神淡路大震災による外国人被災者への情報提供を主な目的に、関西財界の支援を受けて開局。今年で15年を迎えます。私は日曜夕方の「南港♪Music Entertainment」を担当して7年。そんな中での改編、私の番組も打ち切りです。

COCOLOが来月から802の協力で全面改編
まぁ、打ち切り自体は何度も経験していることですし、この世界では当たり前。ただ、今回は違います。スポンサー番組や外国語番組を除くほぼ全てが変わる。しかも、形の上では「協力」となっていますが、事実上はFM802に番組作りを"丸投げ"したと言っていい。こんなの前代未聞ですよ。
おおよそ放送事業者の発想とは思えません。リスナーのことを何も考えていませんね。今までの方はいりません、どうぞお引取り下さいと言っているようなものですから。
15年かけてCOCOLOはとても大阪らしい放送局になりました。外国語あり、ジャズあり、ソウルあり、珍しい曲もかかる。
それぞれの制作者が自らの持ち味でやっている。聴取率は伸び悩んでいますが、リスナーとの間に一体感が出てきました。テレビにはない良さです。
実は、こうした苦境はCOCOLOに限りません。関西には6つの民間FM局がありますが、厳しい経営環境です。802も安泰ではありません。
神戸のKiss-FMは、7年前に自社制作中心から全国ネットに切り替えました。現在は給与遅配や粉飾決済疑惑が取りざた
されています。他でもネット局への転換を一時検討するなど苦心しています。自社制作番組も似たような内容です。

経営環境どこも厳しく
FMの命でもある選曲をとっても、独自性を発揮するディレクターが圧倒的に少ないかと。業界との関係に飲み込まれることなく、自分で発掘したいいものを伝え、リスナーの信頼を得る。ラジオはある意味で啓蒙的な側面もあると思います。
インターネットで情報を入手しやすい今こそ、いいものとリスナーをつなぐのがディレクターやDJの役割。こだわる制作者と優秀なミキサーがいれば、良心的でおもしろい番組はいくらでも作れます。
今回、802にはそうした思いを反映させてほしいとは思います。新しい番組表は802開局時の復刻版みたいな印象ですが、それでも聴取率は上がるかもしれませんね。広報戦略も奏功して。だからといって営業が劇的に改善するかどうか。
例えば、ペイラジオ(=有料放送)といった考え方も、法改正を含め視野に入れなければならないでしょう。
それほどまでにFM界、ラジオ界は苦境なのです。

うえしば・とおる
大阪府生まれ。立命館大卒。ラジオをはじめ各メディアで音楽評論を展開する。「60年代音楽」など著書多数。
4月から龍谷大非常勤講師に。
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by powerwoods | 2010-04-03 23:06